老人ホームを決めるのに期間はいつまで?
■老人ホームを決めるまでどれくらいかかるのか
仕事や育児で家族が介護できない場合や、セカンドライフのためなど様々な理由で老人ホームへの入居を検討される方も多いかと思います。
その際にただ入れる老人ホームを探すのではなく、入居する高齢者の要介護状況や生活スタイルなどに合わせて老人ホームを選ぶ必要があります。
なので、目的や条件などを明確にした上で、老人ホーム探しが始まるのです。
そして、入居する老人ホームが決まるまでの期間は、数ヶ月から1年ほどかかってしまうケースが多く、簡単に見つけられるわけではないということが分かります。
また、特別養護老人ホームの場合は入居待機者も多いため、入居待ちの状態が半年以上かかるケースは珍しくありません。
人によって老人ホームが決定するまでの期間は様々ですが、条件に合った老人ホームを見つけるためには長くても1年以上かかることを理解しましょう。
■時間がかかってしまう理由
老人ホームを決定するにあたり、時間がかかってしまう理由は何なのでしょうか。
当然、条件に適した老人ホームを複数の施設から探し出すこと自体、時間がかかってしまいます。
さらに、老人ホーム選びでは見学や相談は欠かせません。
実際に老人ホームの施設内や、介護内容を見ることで老人ホームの雰囲気・介護サービスの質などを把握することが可能です。
しかし、見学にも時間の確保が必要であり、さらに複数の老人ホームを候補に挙げている場合はより時間をかけることになります。
ですが、老人ホーム探しでは見学をじっくり行うことをおすすめします。
もし施設の雰囲気が入居者に合わない場合、ストレスを感じて快適に生活することが困難です。
そうなると家族の心配も増えてしまうので、時間をかけても見学や入居相談は徹底的に行いましょう。
また、見学以外にも体験入居ができるのであれば、ぜひ参加することをおすすめします。
■入居までにかかる期間
入居する老人ホームが決定して申し込みをすると、入居できるまで大体2~3週間かかります。
まず入居の際は診療情報提供書と健康診断書の提出が求められることが多いです。
健康診断書の発行は病院で診断を受ける必要があり、また診療情報提供書は主治医に書いてもらう必要があります。
さらに入居者との面談に審査もあるため、申し込んですぐに入居できるというわけではありません。
特に健康診断書などの発行に時間がかかると、入居までにかかる期間も変動するので、急ぎの場合は事前に必要な書類を老人ホームで確認して用意しておきましょう。