家族と旅行に行くのはダメ?
老人ホームに入居した場合でも家族で旅行に行けるのか不安に思う方はいませんか?
老人ホームに入居する前は毎年家族旅行を実施していたので、入居後も変わらず旅行に行きたいと考えている家族は多くいます。
入居する本人にとっても外出は気晴らしやストレス発散にもなります。
老人ホームでも定期的にイベントが開催されますが、家族と一緒に出かける事は大きな気分転換になるでしょう。
そんな老人ホームの家族旅行事情について紹介していきます。
■老人ホームによく確認しましょう
老人ホームでは、前もって届け出を出していれば外出や外泊出来る施設が多くあります。
重度の要介護者であれば難しい場合もありますが、長期間でなければ許可を出してくれる老人ホームが多いです。
ですが、門限などが設定されていたり、外泊の回数が定められている場合もあるので、施設側によく確認してみましょう。
外泊に関しては老人ホームによって大きな違いがあるので、入居前に調べる事が大切です。
■サービス付き高齢者向け住宅の場合
自立した生活が送れる方や要介護度が低い方向けの施設でもあるサービス付き高齢者向け住宅は、他の老人ホームとは少し違いがあり、自由度が高くなっています。
その為、入居者が自由に外出できる施設が多いです。
どこへ行くのか、帰りは何時になるのかなどを申告しなければいけない場合もありますが、門限がない施設も多いです。
ただし、決まり事がある場合もあるので、事前によく確認しておきましょう。
■トラベルヘルパーを利用して楽しく家族旅行
介護が必要な入居者が旅行に行く場合、難色を示す老人ホームもあるでしょう。
また、家族も万が一の事を考えると不安に思う方もいます。
そんな時には、トラベルヘルパーを利用してみましょう。
トラベルヘルパーとは、旅に関する知識と介護に関する知識を持った人材の事で、要介護者やその家族に負担を掛ける事無く旅行を楽しむ事が出来るのです。
要介護者の事を考えた旅のプランを考え、車なども手配してくれます。
また、旅行中は添乗員のような形で常に一緒に行動して、老人ホームのスタッフのように要介護者の食事や入浴、トイレなど様々な事柄を介助してくれます。
アクシデントがあった際にもすぐに対応してくれるので、家族みんなが安心して旅行を楽しむ事ができるでしょう。
老人ホームにとっても、トラベルヘルパーが同行してくれる事で心配なく送り出す事ができます。